中世の放浪楽師ジョングルールは、今日はフランスのお城で演奏していたかと思うと、明日にはスペインの教会の前で弾き語りをしている。イタリアの街角で人々を踊らせていたかと思うと、ドイツの酒場でバグパイプを吹いていたりする。それどころか、遠く離れた日本にも出没し、白拍子の歌っていた俗謡をモチーフに音楽を演奏してしまうこともある。まさに放浪楽師ジョングルールは神出鬼没、現代の日本にも時空を超えて演奏しにやって来る。あなたの町にも、ジョングルールがやって来るかもしれません。

上演時間:約1時間半









2011年北とぴあ国際音楽祭公演





     ジョングルール・ボン・ミュジシャンのCD紹介

 

バグパイプやフィドル、ハーディガーディなど様々な楽器を手に諸国を遍歴した中世ヨーロッパの放浪楽師(ジョングルール)たち。農村や街角など行く先々で彼らはどんな音楽を演奏していたのか? 様々な古楽器を使い、多彩な音色と朗々たるドローンの中で繰り広げられる音楽は活力にあふれ印象的。同時代にあたる平安末期に流行った日本の俗謡(今様)も取り入れ、民衆のエンターテイナーとして活躍したジョングルールの真髄を伝える。

税込価格:2625円
発売元:コジマ録音(ALCD1126)
曲目等詳細はCD紹介ページ

 



※ジョングルール・ボン・ミュジシャンでは、様々な中世・ルネサンス音楽のレパートリーがあります。歌曲のいつくかは、ダイレクトに歌詞内容がわかるように日本語詞も織り交ぜ、演奏に工夫を凝らしています。 「レパートリー」ページでは、曲目解説やサンプル音源などをご案内しています。ぜひ、ご覧ください。